50年たった庭の「庭じまい」の依頼
50年間過ごした庭木を処分して、悠々自適な生活に。
50年間生活を共にしたキンモクセイとハナミズキの木が茂る庭を、メンテナンスのいらないスペースにリフォーム。土中からは図面に載っていない古い配管やマンホールなどが出てきましたが、市役所に問い合わせつつ丁寧に掘削しました。コンクリートを打ってテラス屋根を取り付けたら、バイクや自転車を停められ、日曜大工にも使える多目的なスペースに。植木の水やりや蚊からも解放されたと喜んでいただけました。
ご相談の経緯
立派なキンモクセイとハナミズキは、50年前に植えられたもの。すくすく育つ樹木はこれまで施主さんが自らお手入されていましたが、負担が大きくなってきたため今後を見据えて伐採を決意。あわせて、古いブロック塀や門柱は補助金を使って撤去して、広々使えるスペースへとリフォームのご相談をいただきました。
作業工程
庭にキンモクセイやハナミズキを植えて50年が経ち、将来を見据えて「庭じまい」の依頼です
着工前にはお神酒を撒いてお祓いが終わり、いよいよ伐採がスタートです。
伐採作業はキンモクセイが終わり、これからハナミズキです!
ブロック塀は施工後50年が経ち、補助金が適用されるので、この際撤去することになりました。
スプリット門柱もブロック塀も撤去します。
なんと!なんと!信じられない!!植えてあったキンモクセイの下から汚水のマンホールが出てきました!
マンホールの中には木の根っ子がたくさん入りこんでいましたが、木の根っ子は撤去してきれいに水洗いをしました。
土の中は、いろいろな配管が錯綜していました。
図面や資料にはない配管があり、市役所に問い合わせて現在は使用していない管だと分かりましたが、ガス管は現在使用している管だと判明しました。 配管を破ることなく掘削は終わりました。
試行錯誤しながら土間コン打ちまでたどり着きました。
機能門柱は、伸縮門扉や開き戸と敢えて色を揃えずに、ワンポイントでステンカラー色を強調致しました。
お庭だったところにはテラス屋根が付き自転車やバイク置き場となりました。
これで夏場の植木の水やりに悩まず、蚊に襲われることも少なくなりましたと喜んでいただきました。
施工金額 ¥1,350,000(税別) / 施工期間 10日
・伐採・伐根・ブロック塀解体撤去・機能門柱・門扉3ヶ所・土間コンクリート・テラス屋根