提案力で採用された植栽工事

このマンションは築２３年が経ち、ところどころ樹が枯れていました。

既存業者の方の提案は、枯れた樹と同じものを植え替えるという案に対して私達の案は・・

• 落ち葉が散乱しても気にならない樹種（チャボヒバ）とする。
• 成長は遅く、風で倒れにくく上品な樹種とする。
• 灌木は、この街の名所になるような印象的な「キリシマツツジ」とする。

この提案が受け入れられました。

このマンションの玄関前は、風の通り道で、植栽スペースが小さく樹が倒れやすい環境なので耐風対策を考慮した提案を致しました。

既存のコニファー（エメラルドグリーン）は成長が早く、枝が密集するので強風時に倒れやすいという特徴があります。その点、チャボヒバは成長が遅く和風にも洋風にも合う上品な樹種なので、主木はチャボヒバと致しました。また灌木はキリシマツツジを選びました。印象的で真っ赤な花は住民の方々だけでなく、通行人の方々にも楽しんでいただき、このマンションの価値を上げられると思っています。

植栽工事が完了し時にはキリシマツツジはたくさんの花芽を付けていたので、剪定をせずに、花を楽しんだ後の８月中に剪定することで来年もたくさんの花を楽しんでいただく事が出来ます。

作業工程

完成してから２週間後のキリシマツツジが満開になり、住民の方々や通行人の方々から、玄関前がきれいになり楽しんでいますと声をかけられました。

仕事冥利に尽きる植栽工事でした。

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