思い出の樹を残した庭じまい

もう40年に亘りお世話になっている建築会社の社長様のご実家では、お父様がお亡くなりになられて、お母様もしばらく入院されたという事で庭の手入れができず荒れ放題になっていたお庭でした。初盆に合わせて「庭じまい」の依頼を受けました。140坪もある敷地の維持管理は大変だったようです。

A社長様は、お母さまの事を考えて庭全体の樹を伐採してほしいとの要望でしたが、お母さまは「この庭」には思い出がいっぱいあり、今のままがいいと言われていました。お母様は草引きも剪定も楽しみの一つと言われていましたが、A社長様は88歳になるお母様が、暑い夏の時期の草引きは危険とスマートガーデンへ庭じまいの依頼でした。

お母様は、全ての樹を切ってしまうのは忍びないと、どうしても残してほしい樹のリストを頂きました。今の住宅を建てて50年の間に、いろいろと差し芽をして自分で庭を造ってきたと ご自宅の庭物語をお聞きすると、思いで深い樹は剪定をして残し、その他の樹は伐採することになりました。

A社長様に、お母様の思い出の樹は残してほしいとのご要望を伝えて、残す樹は剪定をしてバランスを考えた庭じまいをご提案を致しました。A社長様とお母様のご了承いただき「庭じまい」をスタートさせました。

作業工程

まずは玄関先の山茶花ですが、この山茶花は滋賀県の親戚から小さな小枝を頂いて持ち帰り 挿し木をしたものが、こんなに大きくなりましたと思い出を語られていました

足元には数種類の根締めがありましたが、全て切りました・・
しかし伐根はしていないので必ず芽が出てきますと説明しますと、お母様は喜んでおられました。

お父様がお亡くなりになられた後、お母さまはお庭の草引きや選定などは、人生の楽しみと言われていましたが、これだけ荒れ放題になると蚊も多く危険と判断されてのご依頼でした。

この五葉松は家を新築した時に、お父様がお正月用の「松竹梅」の松を地植えして50年が経ち大きくなり過ぎて困っておられましたので、この五葉松は伐採と伐根をすることにしました。

除草は仮払い機で行いました。

仮払い機が使えない所の雑草は丁寧に手抜きで行いました。

五葉松は伐採と伐根をしましたが、フヨウの樹は京都御所の剪定した枝をもらってきたものと言われるので、小さく剪定して残しました。

【ビフォー】
居間の前も手の付けられないような状態でしたが・・

【アフター】

お母様が庭いじりを楽しめるように、しっかりと樹を残して剪定いたしました。

思い切った伐採と剪定で、畑として使える場所ができて、大変喜んでいただけました。蚊も少なくなり、ここまで整理をしていただいたので、あとはできるだけお母様の力で維持しますと言っていただけました。

A社長様はスマートガーデンの「庭じまい」を称賛していただけました。
ありがとうございました。

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